つかの間の風景
朝霧の季語は秋でしょうか?春は朝霞でしょうかね?
湖水亭のあるびわこ池田記念墓地公園は瀬田川の脇にありますので
この時期、朝霧がとっても幻想的なんですよ。
湖水亭のスタッフでないと、こんな景色にはなかなか出会えませんよ!
天気の良い日の早朝、瀬田川に沿って立ち込める朝霧、
一度、経験してみるのも・・・
でも、グズグズしてるとすぐに・・・
あちこち写したいのですが湖水亭の開店準備がありますので・・・
そして気が付けば・・・
快晴です。
湖水亭手前のロータリーに植えられたカイノキ(楷木・ランシンボク)、
紅葉が始まっています。
このカイノキは中国の孔子廟に植えられていることから学問の樹とも呼ばれ墓地公園のシンボルツリー。
墓参に見えた時、忘れないで見てくださいね。
そしてお土産にはそんな秋を味わえる季節限定菓子。
瀬田川沿いのお隣、大津市大石龍門に本社のある叶匠寿庵(有名ですよね)の栗山家(クリサンガ)と言います。
湖水亭スタッフ一押し、秋っていいなぁ~。
秋の彩
秋ですね~ 天高く馬肥ゆる秋なんて言いますが雲まで鰯だ、鯖だなんて言いあっている人いますよね。
私は視覚派、秋は紅葉や秋草の趣きなんて方も。
湖水亭の前庭“近江庭園”にはもう秋がやって来てますよ。
キキョウも残っていますがリンドウが咲き出しました。
でも、一番はこれらのモミジや秋の草花を愛でながらいただく食事。
秋と言えばウナギやシャケやキノコ、それらをまとめてしまった湖水亭秋の限定メニューを紹介しますね・・・
あつあつの石焼で出ますので、おこげが食欲をそそりますよ。“ウナギとキノコの石焼膳” ¥1750
“鮭とキノコのパスタ” ¥860
鮭とキノコの相性がバツグンです。秋らしい一品をどうぞ・・・
湖水亭で過ごす時間は秋の玉手箱みたいだって誰かが言ってました?
是非、秋メニューをご賞味ください。スタッフ一同お待ちしています。
秋のホトトギス
びわこ池田記念墓地公園の周りは大分秋めいてきました。
朝夕は長袖のシャツを着ないといられません。先日までのあの暑さは何だったんでしょうか。
湖水亭のある近江庭園ではホトトギスの花が咲き出しました。
野草のホトトギスの花は野鳥のホトトギスの羽色に見立てたそうですが
野鳥のホトトギスってそんなにきれいですかね・・・
野鳥のホトトギス(時鳥・不如帰)、名前は知っていますが見たことありますか?
鳴き声は知っていますよね。
“特許許可局”と鳴く鳥、昔の人は“テッペンカケタカ”と聞こえたんですって・・・
そして、野鳥のホトトギスは野草のホトトギスの花が咲くのを見て南の島に帰るのでしょうか・・・
(夏鳥と言って日本には子育て(繁殖)のために南の島から渡って来るんですって)
野草のホトトギスには白や黄色の花もありますが
黄色い花を咲かす種をジョウロウ(上臈)ホトトギスと言いますよね。
そしてこのクモの名前はジョロウ(女郎・上臈)グモ、知っていました?
(一寸無理がありましたかね…)
野鳥のホトトギスの写真はありませんがお墓参りは秋が一番、
ご先祖様を偲びながら湖水亭の庭(近江庭園)で秋を感じてみてください・・・
次回は湖水亭の秋メニューを紹介します!
台風のあと…
台風が過ぎ、ようやく秋めいてきましたですかね。
10月の連休の日曜日、お陰様で湖水亭にも沢山のお客様を迎えることができました。
朝方は雨だったのですが『何とかと秋の空』とはよく言ったものです。
天気が回復することを皆さんお分かりのようで朝10時頃には管理棟の駐車場には沢山の車が・・・
管理棟や湖水亭を見下ろす高台にキノコの集団発見です。
食べられないキノコなんてつまらない、と言われる方、見てください。
きれいですよね。
分かってもらえますよね、この魅力?
堂々としたこの姿、立派でしょう。
鹿や猪や狐や狸、そして猿からも身を守り、こんな景色の良い場所を独り占め、
うらやましくなりませんか・・・
湖水亭はどこかって?
後ろに見えるのが湖水亭、おおよその場所、分かっていただけましたでしょうか・・・
このキノコ、墓園からもはっきり見える大きさですからチャンスがあれば見つけてください・・・
秋の気配!?
お彼岸の期間多くの方に湖水亭をご利用いただきまして、ありがとうございました。
残暑と雨でお墓参りも大変だったかと思います。
湖水亭でゆったりと過ごされる方が多かったように思いました。
キキョウがまだ残る近江庭園ですが墓園周辺にも秋の気配を感じることができます。
なんだと思いますか?
春の山菜の王様、“タラの芽”の花です。見たことないでしょう。
自然の素晴らしい環境の中に墓園があるのが分かりますよね。そしてその脇には・・・
秋と言ったらキノコですよね。傘が30cmもある大キノコ、マツタケでしたら良いのですが残念ながら違います、食べられません。
そして湖水亭の前の芝地にも一晩でキノコの集団が出現、驚きました。
これもやっぱり食べられないようです・・・
墓園ではいろいろなキノコを見ることができますが秋の気配を感じるだけにしてくださいね。
食べられるキノコを見つけたらそっとお教えしますので時々ブログを覗いてみてください。
それから秋のイベント企画も考えているようです・・・
湖水亭スタッフの気持ち
湖水亭スタッフの喜びは、お客様からのひと声。
“きれいだね”とか“美味しかったよ”と言われると、この仕事を選んでよかったと思っちゃいます。
その一言を頂きたいためにこんなこともしています。
前にも紹介しました売店内の飾りつけ、季節の変わり目にまた頑張っちゃいました。
それから湖水亭玄関から休憩所を繋ぐプランター・・・
この花、ニチニチソウと言いますが
夏から秋まで毎日花を咲かせるから日日草と言うんですって、知ってました?
この花の水やりや花柄摘みも私たちスタッフの担当ですが、
いや、“きれいだね”の一言を聞きたいために
お世話をさせてとお願いしちゃいました。
まだ花は少ないけれどお彼岸には沢山の花を見ていただけるよう頑張ります。
だから“きれいだね”の一言、お待ちしていま~す。
近江庭園の隠れ家!?
残暑はまだまだ厳しいようです。体調を崩していませんか?
湖水亭のスタッフは、落ち着いた親しみある雰囲気で食事をしていただくために知恵を絞っています。
今日はその一つを紹介しましょう。
湖水亭のレストランに「小上がり」と呼んでいる場所があります。
中庭のような和風の庭を、座りながら楽しめる落ち着いた席です。
そこから見える庭は近江庭園の隠れ家のような雰囲気にさせてくれます。
京都の庭師さんの庭に込めた思いが伝わってくるような場所です。
その席の隅にそっと飾られた吊るし飾り、実はスタッフの手作りなんですよ。
気づかれた方いらっしゃいますか?
残暑を忘れさすような出来栄えでしょう。でも、スタッフの年齢は聞かないでください。
このセンス、年齢を重ねないとできませんよね。
今度、お越しの際に見て帰ってくださいね・・・そして褒めてくださいよ。約束です。
湖水亭では新しいプランを検討中だそうです。便利な送り迎え付法事会席のようです。
決定しましたらお知らせしますね。スタッフ一同お待ちしてま~す。
秋の気配
9月になって大分秋めいてきました。夏の疲れは残っていませんか?
湖水亭から見える近江庭園で小さい秋を見つけてみました。
5月下旬、白い頭巾を被ったような花を咲かせたヤマボウシ(山法師)の実が色づき始めました。
食べられますか?と聞かれます。
“美味しくありませんよ”と答えることにしています。
スカスカで何の味もしません。
ハンゲショウ(半夏生)です。白粉(おしろい)を塗ったように半分化粧していた葉も
すっかり化粧を落とし普通の人になっていました。
ナツハゼの実が黒く熟してきました。この実、ブルーベリーの仲間ですから食べられます。
信州の高原などではジャムとして販売されていますよね。
近江庭園の芝生広場周辺に沢山植えられています。
いつの日か湖水亭のメニューを飾る日が来るかもしれません。
そして、まだ夏が残っていました。キツネノカミソリ(狐の剃刀)です。
日本の固有種で彼岸花の仲間ですがお盆前後に見ることができます。
最後は誰にも聞かれない白い地味な花、たくさん咲いています。
ゲンノショウコと聞けば漢方薬、知ってますよね。
まだ夏は終わっていないようです。
湖水亭では秋の彼岸に向けて新メニューを考えているようです。
楽しみにしていてください。決定しましたらお知らせしますね。
スタッフ一同お待ちしてま~す。
私のお気に入り...佳耀工房の醤油さし
湖水亭の売店では近江の土産品を中心にしていますが京都のものもあるんですよ。
今日は京都の職人さんが精魂込めて作っている逸品を紹介しましょう。
先日のお盆のときには特別ブースを設けて販売させていただいたので、
気づかれた方も多かったのではないでしょうか。
湖水亭がお薦めする京都の逸品は「醤油さし」です。
50年前から製造されている、知る人ぞ知る、こだわりの醤油さしです。
ポイントは涼やかなデザインと液だれしない使いやすさです。
ここ数年、健康ブームで減塩が叫ばれるようになりましたので、少量使うのに最適です。
法事の引出物にも・・・ただし一品一品手作りのため事前予約をいただきたいです。
醤油は今、世界的なブームだそうですね。
ジャパニーズソースとして評価されるようになったということです。
近江にもこだわりの醤油屋さんが何軒もありますので
店長にお願いして取り置くようにしたいものです。
この作品を製作されているガラス工房の名前は佳耀工房(かようこうぼう)と言います。
3代目だそうですが、最近醤油さしだけではなくビアグラスやぐい呑み、お香立てにも挑戦、
ガラスの素材感を活かした手作りの逸品を提供するようにしているそうです。
新作からのおすすめは、「一輪挿し」です。
ちょっと贅沢なシキミ立てですが
ご先祖様への感謝の気持ちとオンリーワンの手作りの逸品、いかがでしょうか・・・
私のお気に入り...唐橋焼のご紹介
びわこ墓園は京都と滋賀の県境ですが滋賀県に位置します。
びわこ墓園に来られた方が最初に求められるお土産は
近江のお菓子や特産品(お米やお茶などの農産物)ですよね。
しかし今回紹介したいのは滋賀県産の逸品、
家に帰って手に取る度に近江や京都を思い起こされるものをご案内します。
湖水亭で食事をされたときに
厨房の前にある手洗い鉢に気づかれた方、いらっしゃいますか?
湖水亭のイメージカラー「びわ湖ブルー」の蒼い手洗い鉢です。
「唐橋焼」の特注品です。
びわこ墓園に来るときに瀬田川を渡りますよね。
その上流、南郷洗堰をさらにさかのぼると見えてくるのが瀬田の唐橋です。
有名ですよね。唐橋は、日本三名橋のひとつに指定されてます。
戦国時代は唐橋を制するものは天下を制すると言われたほどの重要拠点です。
その瀬田の唐橋のふもとに窯を構えるのが唐橋焼。
現代の焼き物ですが伝統に培われたすべて手作りの逸品です。
滋賀県の焼き物は信楽焼が有名ですが
瀬田周辺には御用窯の膳所焼や勢多焼、国分焼と呼ばれる古窯もありました。
こちらは法事懐石がいただける法事ルーム、やはり、びわ湖ブルーの蒼い色・・・
びわこ墓園の記念にびわ湖ブルーの蒼い器、手元に置きたくなりませんか?
次回は京都の手作りガラス工房を紹介します。お楽しみに。